TOP > アクアスキュータム(Aquascutum)のレインコート
確固たる地位
アクアスキュータムのレインコートといえば、アクアスキュータムの名前を有名にし、地位を確固たる物にした代表的な作品です。
1953年に撥水加工したウール地を開発し、その素材で仕立てたレインコートがビクトリア時代の紳士達のファッションとして流行しました。
水と楯
アクアスキュータムというブランド名は、そういうレインコートを開発し、ビクトリア時代の紳士達のファッションとして支持された事を受けて、ラテン語で「水(Aqua)」と「楯(Scutam)」を組み合わせた造語です。
意味は防水という意味で、ブランド名のアクアスキュータム(Aquascutum)はここから生まれました。そのイメージから、レインコート=アクアスキュータムというイメージが湧くのは当たり前なのかもしれません。
アクアスキュータム(Aquascutum)のレインコートは戦争によって更に進化していく事になります。1954年、極寒のロシアでのクリミア戦争の時に、防水性のコートが必需品となります。
しかし、腕を動かし難いという欠点があり、これを改善したのがアクアスキュータムの裁断師であったと言われています。
戦争が衣服を進化されるなんて、何が幸いするかわからない物ですね。
ラグラン袖
ラグラン袖は、衿ぐりから脇下にかけての斜めの切り替え線をいれて、肩とひと続きになった袖部分を身頃につけた袖の事をいいます。
このラグランというのはイギリスの軍人で、アクアスキュータムにレインコートの腕の動かし難さの改善の依頼を出した人物といわれています。
意外な所で名前って残る物なんですね。ラグランさんも戦争で名前が残るのではなく、こういう形で名前が残ってるのを知れば、喜ぶのではないでしょうか。
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